日本一のタンナーと称される栃木レザー
皮革素材製造業者(なめし業者)のことをタンナーといいますが、タンニンなめしにおいて国内最高と称される日本のタンナーが「栃木レザー」です。
動物の皮膚(皮)から製品の革にすることを、「なめし」といいます。「なめし」を行うことで、腐敗や乾燥割れなどの劣化を防ぎます。なめしの方法には「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2通りあり、「タンニンなめし」は非常に手間がかかるため、世界的に5%ほどしか行なわれていません。
栃木レザーはこの「タンニンなめし」によって作られた革で、20もの皮革製造工程を行います。丹念な製造により、革となったときの仕上がりが極めてナチュラルで、自然な風合いを醸し出し、使い込んだ表情の差が歴然となります。