オーダーの流れ
カスタムオーダー、フルオーダーの方法
カスタムオーダー・フルオーダーとは
カスタムオーダーとは、販売ページやカスタムオーダーページに掲載されている商品をベースに、革やステッチ、ファスナーの色等の変更を行ったり、デザインの一部変更(ポケットの追加等)を行うことを指します。
フルオーダーは一からデザインを起こして作成することを指します。
カスタムオーダー・フルオーダーの方法
- 商品ページ・カスタムオーダーページから気になる商品を見つけたら、お問い合わせフォームに以下の内容を書き込んでご連絡ください。
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デザイン ページのURLやブログの日付を指定してください 希望内容 革の種類、色合いなど変更したい箇所を具体的にご記入ください
取り扱い中の革について
1.柿渋染
- ・ 刷毛で塗り込み、太陽の光を当てて酸化を促すことを何度も繰り返すため「太陽の染め」ともいわれる、まさに天然の染めです。
- ・ 刷毛で縫っては、天日干しを繰り返すため、木目のような独特の表情が現れます。
- ・ 工房内で染めるDOUBLEMOONオリジナルの革となります。
- ・ 手染めであるため、商品ごとに最適な刷毛の角度で塗ることが可能です。
- ・ 1枚1枚十分な色目になるまで柿渋を塗っては天日干しを繰り返します。
- ・ 柿渋は通常の染料と比べると粒子が大きく革の表面にとどまりがちです。そのため、一度に濃い濃度の柿渋をたっぷり塗り込むと、表面から「割れ」が生じます。それを防ぐため、薄い濃度の柿渋を塗り込んでは天日干し、これを繰り返し、革表面が割れないがそれでいてしっかり染まる絶妙な色合いまで染め上げます。
- ・ 一般的な染料は経年変化とともに色が薄くなる場合がありますが、柿渋染は主成分がタンニン(革を鞣す成分)なので、柿渋染自体が経年変化で色濃く変化します。そのため、使い込むことで木目調はそのままに色濃く変化します。
2.ブライドルレザー
- グリーン
- ネイビー
- 黒
- 茶
ブライドルレザーとは、もともと馬具用の革としてヨーロッパで生まれました。命を預ける馬具ですので非常に丈夫で堅牢なつくりの革です。
この堅牢性を向上させるため、革に「蜜ロウ」などをしみこませることで強度を向上させ、ある程度の水にも強い革となります。
また、ブライドルレザーは表面に白っぽい粉のようなもの(ブルームといいます)が噴出すことが特徴ですが、これは、「蜜ロウ」が表面に現れたもので、使ううちにつやに変化しますので、無理にふき取ったりせず、そのまま使用してください。どうしても気になる場合は、毛足のやわらかいブラシで軽くなでるように掃き、布を使ってそっとふき取ってください。
触った感じは、タンニンがしっかり詰まった革でしっかりとした固さを持っております。また、固体によってブルームの出方に大きく差があり、ブルームの少ない個体でも手で触ると指紋が残るほどしっかり蜜ロウが含まれています。
3.栃木レザー
- キャメル
- ワイン
- 黒
- 青
- 赤
皮革素材製造業者(なめし業者)のことをタンナーといいますが、タンニンなめしにおいて国内最高と称される日本のタンナーが「栃木レザー」です。
動物の皮膚(皮)から製品の革にすることを、「なめし」といいます。「なめし」を行うことで、腐敗や乾燥割れなどの劣化を防ぎます。なめしの方法には「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2通りあり、「タンニンなめし」は非常に手間がかかるため、世界的に5%ほどしか行なわれていません。
栃木レザーはこの「タンニンなめし」によって作られた革で、20もの皮革製造工程を行います。丹念な製造により、革となったときの仕上がりが極めてナチュラルで、自然な風合いを醸し出し、使い込んだ表情の差が歴然となります。
糸の色
- 黒
- グレー
- 茶
- 紺
- 青
- 緑
- 赤
- オレンジ
- 黄
- ベージュ
- 白
糸の色は、革の色合いとの相性がありますので、お問い合わせいただけましたらご案内させていただきます。
一般的に、革の色と同系色である程、シックに反対色であるほどカジュアルになるとお考え下さい。
ただ、当工房は手縫いを行っているので、ステッチ自体がデザインとなります。そのため、全く同系色ではなく少し色合いを変えたほうがデザイン性が高まります。