昨日テストで作成しておりました財布を柿渋と、ブライドルレザーで作成しました。
コンパクトですが、しっかりした収納力があり、なかなか便利な形となっております。
この財布の特徴は、財布上部(写真では下の部分になっておりますが・・)を縫わず、一枚革で仕上げている点です。
一枚革で仕上げて、裏面(床面)を毛羽立たないようにしっかり処理し、コバを磨くと革を張り合わせた場合よりもより
コバが引き立ち、さわり心地の良いものになりました。
革自体、しっかりタンニンが詰まっているので、1枚革でもヘタリ難いものとなっております。
ちなみに内装はこんな感じです。
これは柿渋バージョン。
こちらはブライドルレザー(赤)バージョン。
どちらもコインケース部分を表面と同じ革、カードケースを黒の栃木レザーを使っているので、
閉じているときと開いた時でまったく表情が変わり、その違いを楽しめます。
来月の展示会では、もう少し種類を増やして出展予定です。